よくグルメ番組をご覧になってる方々ならきっとよく知ってますが、これはいったい何故なんでしょう?味見が似ても似ない塩気と辛味がどうして同じ“辛い”で表現できるんでしょう?お聞きいたします
2006-01-19 23:46:34 · 5 個解答 · 發問者 Sean 5 in 社會與文化 ➔ 語言
インターネットで調べてみたら、関東の人は「塩辛い(しおからい)」と「辛い(からい)」をちゃんと区別して言っているのに対して、関西の人は辛味でも塩味でも「辛い」で表現していることが分かりました。つまり日本では、塩気が多いという意味で「辛い」を使っているのは関西人がほとんどです。なぜでしょうか。これを追究するには、まずいつからこの言葉を使用しているのかを明らかにしなければなりません。
記載によりますと、この言葉の使用は万葉集の時代まで遡ります。もとは刺激的な味のことなので、古典では酸味に対しても使いますし、塩味にも使います。例えば「志賀の海人の火気焼き立てて焼く塩の辛き恋をも我はするかも<万葉・11・2742>」というように、和語である「からし」は最初はもっぱら「鹹い(からい)」ことを意味していました。そして、この「鹹い」という言い方は、関東ではあまり使われていないということからでも、後ほど関西人の使用語彙にそのまま残されたと推測できるでしょう。よく関西方言は古い時代の言葉を使っているというから、きっとそうに違いありません。それから、唐辛子という言葉を生み出したように、中国から辛味という味が伝わってきたので、「からい」は「辛い」と書いて、辛味と塩味の両方の意味を持つようになりました。これが辛味でも塩味でも「からい」という原因ではないでしょうか。
以上自分なりに勝手な推理をしてみましたが、どうぞご参考になさってください。
2006-01-25 01:15:27 補充:
逆に考えますと、われわれの言葉にも「からい(辛い/鹹い)」のように、さらに分けてもいいのに実は分けていない語彙がたくさんあります。例えば、ご存知の中国語の「聲音」と「味道」ですけれども、「聲音」は「こえ(声)」と「おと(音)」の両方の意味を表しますし、「味道」は「あじ(味)」と「におい(匂い)」のどちらでも言い表せます。しかし、それではわれわれの耳に問題があるというのでしょうか。
2006-01-25 01:16:12 補充:
また他の例を挙げても、例えば台湾語では「燒(熱い)」と「熱(暑い)」をちゃんと区別しているのに対して、日本語ではどちらも「あつい」と言いますね。これは日本人が「熱い」と「暑い」を区別していないのでしょうか。区別をしているに違いありません。区別はしているが、たまたま一つの語彙で両方を言っているだけです。つまり、一つの語彙だけでもさほど困らないということです。
2006-01-25 01:16:47 補充:
言葉は文化です。それぞれの文化には、発達している部分としていない部分があります。困らなければ、さらに区別する必要もありません。例えば出世魚で有名な鰤(ぶり)などは、成長につれて、ワカシ・イナダ・ワラサ・ブリの順に、名前がどんどん変わっていきます。なぜ中国語にはそのような区別がないでしょうか。私はなくても困らないからだ考えます。
2006-01-25 01:20:09 補充:
ですから、関西の人などもきっとsaltyとspicyを区別していると思います。ただ、言葉で表現する時は、どちらでも「からい」というだけです。とはいうものの、興味深いと思われるのは、この両方を同時に言わないといけない場合は、どうしているのか。たぶん、中国語で「嚐的味道」と「聞的味道」で日本語の「あじ」と「におい」を説明するように、唐辛子の「からい」と塩の「からい」で間に合わせるのではないかと、私は推測します。本当はどうなのか、関西人に聞きたいですね。
2006-01-25 01:27:36 補充:
補足説明の機能は非常に不便です。
何回かに分けて入力をしなくてはならないからです。
「まったく、もう」です。
2006-01-20 20:29:45 · answer #1 · answered by 長州隱士 5 · 0⤊ 0⤋
大変勉強になりました。
2006-01-28 17:13:31 · answer #2 · answered by ShiraYanagi 5 · 0⤊ 0⤋
甘いというから砂糖の甘みに限る事はありません。
鰹節にも甘みが絡みます。
さすかに言葉で味覚を表現するならあまりに貧弱ではないかと、
特に翻訳をするときに。
ワインの味見でもよく“ドライ”や“渋い”、“甘口”“辛口”などの形容詞を正確に伝えないことがあります。
この場合では辞書の知恵に疑いを持たずにチャレンジしないと自分で納得できないかもしれません。
2006-01-21 19:00:48 補充:
我想探討的是為何「辣」可以代替「鹹」的原因,
而且看情形並不單單只是因為塩辛い簡略變成辛い的關係,
因為在口語中完全用辛い代替しょっぱい的人並不少見,
尤其出現在美食節目和雜誌上更是令人一頭霧水,
雖然辭典寫的清清楚楚「しょっぱい=辛い」,
但是根據在日本網站上瀏覽的結果
不少日本人也對しょっぱい=辛い的說法頗不以為然,
可見其中必有可議之處。
2006-01-21 19:15:40 補充:
chiu92さんのご意見には同感です。
塩も香辛料が高嶺の花だった時からの痕跡なら納得できる気がします。
しかし今ときになってまだsaltyと spicyと区別できない人がいるなんて、正直想像不能でした。
インタネットにより調べてみると、
東京にいて初めてしょっぱいを辛いで言う言い方を知る人もいるそうで、
聞けば聞くほどますます迷い込むかもしれません。
自分ははっきり分かれて区別するべきだと思います。
やはり日本人の味覚も世界と違うということでしょうか?
2006-01-21 19:26:14 補充:
魚や肉の「甘い」とはもっぱらアミノ酸類の旨みを言うことでしょう。
松阪牛の脂肪もよく甘いといわれております。
2006-01-20 13:27:46 · answer #3 · answered by Sean 5 · 0⤊ 0⤋
句說人的味蕾並不會分辨辣味,而舌頭感覺到的辣其實是痛覺,所以以後大家應該吃到辣覺得辣時要叫:いたい!這樣就不會分不清楚是在說鹹還是辣了(逃)
2006-01-24 15:30:05 補充:
忽然發現啥咪人朋友的這個問題有小論文的味道哩(我的意思是說這題目也許可以當日本飲食文化與其遣辭用字之探討的論文題)。
2006-01-24 15:48:42 補充:
我找到一個網址,雖然是日本人自己討論的,但多少可以供參考http://food6.2ch.net/test/read.cgi/food/1113603328/l50
2006-01-20 11:51:20 · answer #4 · answered by 希爾法 3 · 0⤊ 0⤋
逆に日本人って何食べても「甘い」は褒め言葉ですよね。鯖焼きでも「油が乗ってて甘い」って、普通はしょっぱいんでしょうが。
舌の構造が違うんですかね。
2006-01-20 06:22:47 · answer #5 · answered by 孝先 6 · 0⤊ 0⤋